植栽可能地域植栽適正地域


シンボルマーク

基本分類 耐陰性 鑑賞花木 開花季節
紅葉 カラーリーフ系 鑑賞果実 飲食用
原産地 雌雄異株 耐潮性 その他の特徴

特性による区分

  • 開花期:5月
  • 成長性:○
  • 耐寒性:*
  • 耐陰性:△
  • 耐潮性:△
  • 耐湿性:△

用途による区分

  • 公園樹:○
  • 街路樹:×
  • 記念植樹用樹木:×
  • シンボルツリー:×
  • 庭園背景樹:△
  • 生垣、目隠し:△〜○
  • ボーダー:○
  • 根締め:×
  • その他:*

アメリカテマリシモツケ ルテウス

(オウゴンテマリシモツケ)

Physocarpus opulifolius f. luteus

フィソカルプス オプリフォリウス ルテウス

12345

分類

バラ科、テマリシモツケ(フィソカルプス)属

原産地

北アメリカ北東部

標準区分

落葉性、低木性、広葉樹

特徴・性質

 アメリカテマリシモツケ(緑葉)の黄金葉品種。テマリシモツケ属は全て亜寒帯地域(北アメリカ、東アジア東部など)に分布しています。本種は北海道全域でよく成育し、積雪の少ない冬期間の最低気温一30℃、最大積雪40cm以下、最大凍結深度1mの地域において10年間成育試験を行なった結果、耐寒性には全く問題はありません。また施工実績からみると、道内の各地(道東、道北、道央の沿岸、内陸部)での植栽になんら問題は発生していません。

黄金葉のルテウス

四季の変化

上記のほか四季を通じて次のような特長があります。

晩秋のルテウス
剪定について

 強剪定しても問題はなく、むしろ枝を切り戻すことによって開葉時の色が一層鮮やかになります。

補足説明

 今でこそ、テマリシモツケという名は通販でも扱われ個人ブログにも登場するようになりましたが、当社が緑化用樹木として生産を開始した20年ほど前は、若葉が美しく切り花用の枝として「金葉コデマリ」の名で流通していました。当然、耐寒性などは関係がなく、本州で細々生産されていたのだろうと推察します。

 試験栽培を繰り返すうちに、強い耐寒性があることに気づかされ、北海道の緑化材料のひとつにならないだろうかと量産を開始しました。当時、インターネットという媒体も普及していなかったため高価なカラーパンフレットを作り各方面に配布しましたが、新しい樹種を作り行政や業者の皆さんに理解をいただくのは易しいことではなく、長い年月を要してやっと認知され公共事業に採用された歴史があります。

 

 もうひとつの難関は「金葉コデマリ」という誤った名前を払拭することでした。単なるイメージで付けられた名前であっても覆すことは容易ではありません。コデマリとは全く別の種類(属)であるテマリシモツケ属を知ってもらうことにも苦労の連続であったような記憶があります。しかし当社のウェブサイト上でこの樹種を発信し始める(2002年)とたちどころに標準和名「アメリカテマリシモツケ」が普及していったのです。それだけにネット社会での発信には気をつけなければなりません。特に情報発信を利用して糧を得ている業者には強い責任感と自覚が必要ではないでしょうか

 ところでオウゴンテマリシモツケともいわれているルテウスは園芸品種ではなく品種であり、「ディアボロ」は園芸品種です。業者サイトを含めこの辺りを混同している情報がいかに多いかを痛感します。(この内容は当社ブログにも掲載しています)